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米EVast Bio社、小型細胞外小胞療法を変形性関節症患者に初適用  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-26 7:00)

米EVast Bio（エバストバイオ）社は2025年3月5日、変形性関節症（OA）への治療適用を目指して開発してきた小型細胞外小胞（small extracellular vesicles;sEVs、エクソソームとも呼ばれる）製剤EVA-100を世界で初めてヒトの患者に適用したことを明らかにした。

第24回日本再生医療学会総会、大阪大の武部教授、肝オルガノイドを用いて肝機能を補填する体外モジュールを  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-26 7:00)

第24回日本再生医療学会総会（会期：2025年3月20日〜22日）で2025年3月22日、シンポジウム「最新技術を駆使した幹細胞・再生医療研究」が開かれた。iPS細胞を用いた肝胆膵領域の分化誘導研究などを手掛ける大阪大学大学院医学系研究科ゲノム生物学講座器官システム創生学の武部貴則栄誉教授は、「肝機能置換へ向けたオルガノイド技術の新展開」と題して講演。慢性肝不全の急性増悪（ACLF）などに対する新たな治療法として開発中の、肝臓オルガノイドを組み込んだ生体人工肝（BAL）装置について紹介した。

大阪・関西万博、大阪ヘルスケアパビリオンの内覧会を開催  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-26 7:00)

公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオンは2025年3月23日、2025大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」の内覧会を開催した。内覧会ではファインバブル製品やセントラル型浄水装置などの製造販売を手掛けるサイエンス（大阪市、水上康洋代表取締役社長）が出展する「ミライ人間洗濯機」で、吉村洋文大阪府知事が入浴する様子が披露された。

国衛研の出水部長、中分子ペプチドの規制ガイドラインで創薬の加速に期待  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-26 7:00)

2025年、中分子サイズのペプチド医薬に関わる薬事規制ガイドラインがまとまる見込みだ。低分子薬よりも大きいペプチドの品質及び安全性評価には特有の考え方が必要で、ガイドラインがまとまることで今後、中分子ペプチドの開発を後押しすると期待されている。ガイドライン作成を主導し、日本医療研究開発機構（AMED）研究班の班長を務めている国立医薬品食品衛生研究所の出水庸介（でみず・ようすけ）有機化学部長に中分子ペプチドの開発動向やガイドラインの概要を聞いた。

主要バイオ特許の公開情報、2025年3月12日〜3月18日発行分（公開番号・発明の名称・出願人・要約）  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-26 7:00)

一般社団法人発明推進協会が発行する「特許公報」2025年3月12日〜3月18日発行分より、バイオ関連と判断できる主な特許の公開情報を以下に掲載します。

久保田文の“気になる現場“、Abbvie社に買収されたスタートアップの元CEOに聞く、M＆Aに至った理由  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-26 7:00)

Tariq Kassum氏は、バイオ業界の経営者（C-suite）の1人であり、最近まで創薬スタートアップの米Celsius Therapeutics（セルシウス・セラピューティクス）社のCEOを務めていた人物だ。2024年6月、Celsius社は米AbbVie（アッヴィ）社に2億5000万ドル（当時のレートで約400億円）で買収された。Kassum氏は、2025年1月からベンチャーキャピタル（VC）の米Curie.Bio（キュリー・バイオ）社にCXOとして参画している。2025年3月11日、Kassum氏が本誌の取材に応じ、Celsius社の創業からM＆Aまでの経緯や最近のバイオ市況について語った。

伊藤勝彦の業界ウォッチ、GSK社、JAK＋ACVR1阻害薬「オムジャラ」が売上高10倍──2024年度決算は増収減益  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-26 7:00)

欧米の製薬企業の2024年度決算を読み解く連載。今回は、英GSK社を取り上げる。売上収益は増収であったものの、経費がかさみ減益になった。医薬品事業は前年度の減収から増収になった一方で、ワクチンは減収に転じている。

主要バイオ特許の登録情報、2025年3月12日〜3月18日発行分（登録番号・発明の名称・出願人・要約）  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-26 7:00)

一般社団法人発明推進協会が発行する「特許公報」2025年3月12日〜3月18日発行分より、バイオ関連と判断できる主な特許の登録情報を以下に掲載します。

AMED新理事長、国がん理事長の中釜斉氏が2025年4月1日に就任へ  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-25 13:30)

政府は2025年3月25日の閣議で、日本医療研究開発機構（AMED）の新しい理事長として、国立がん研究センターの中釜斉（なかがま・ひとし）理事長を充てることを閣議了解した。2025年4月1日付けで就任する。

欧州の中心、ベルギーの起業家育成スクールから現地報告（21）、規制当局との連携が成否を分ける、臨床試験  from 日経バイオテクONLINE  (2025-3-25 7:00)

2024年6月22日、ベルギー・リエージュ――。赤れんがの民家と西洋建築が両脇に並ぶモンターニュ・ド・ビューレンの374段の石段を上り切ると、青空の下に広がる街並みを一望できる。その麓に赤れんがと黒塗りの木組みの外観が趣を感じさせる醸造所がある。地ビールを味わいながらふと時計に目をやり、オランダ行きの列車の発車時刻が迫っていることに気づいた。急いで駅に向かい、カラフルなアーチ状のガラス屋根が特徴的な駅の構内を駆け抜ける。フランス語で何やらアナウンスが流れているが、プラットフォームも時間も直前に確認した通りだ。ちょうど到着したばかりの列車に何とか滑り込んで一息ついた。