カナダenGene社、膀胱がんに対する遺伝子治療の寛解誘導を確認
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-29 7:00)
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ウイルスを用いない粘膜送達技術を用いた遺伝子治療を開発しているカナダenGene Holdings社は2024年5月2日、筋層非浸潤性膀胱がん(NMIBC)を対象に膀胱内注入する遺伝子治療(開発番号:EG-70、一般名:detalimogene voraplasmid)について、第1/2相臨床試験(LEGEND試験)の中間解析結果を発表した。EG-70の忍容性は良好で、22例中16例に完全寛解(CR)が誘導された。同社は、2024年5月3日〜6日に開催された米泌尿器科学会(AUA)で詳細なデータを発表した。
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特集連動◎医薬品や医療機器の開発にデジタルバイオマーカーは使えるか、中外製薬、ウエアラブルデバイスで
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-29 7:00)
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中外製薬は、ウエアラブルデバイスを活用して子宮内膜症患者の痛みを可視化する取り組みを進めている。2024年3月29日、中外製薬PHCソリューション推進部 PHCソリューション開発グループの佐々木雄亮グループマネジャー、PHCソリューション推進部PHCソリューション戦略企画グループ兼PHCソリューション開発グループの竹内佑一氏、プロジェクト推進部3グループの西本綾子氏が本誌の取材に応じた。
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NEDOなど、バイオものづくりのネットワーキンググループの交流会を開催
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-29 7:00)
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、島津製作所、出光興産、東レと合同で、ネットワーキンググループの「Sustainable Bioproducts Network(サステナバイオ)」を設立した。2024年5月24日、島津製作所のShimadzu Tokyo Innovation Plazaで交流会が開催された。交流会には官公庁、電力企業、食品企業、アカデミアなど約90機関から150人ほどが集まり、活況だった。
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東証がPRISM BioLabの上場を承認、上場で最大約20億円を調達へ
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-29 7:00)
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東京証券取引所は、2024年5月27日、独自の化合物ライブラリーを基盤とし、蛋白質間相互作用(PPI)を標的とした創薬を手掛けるPRISM BioLab(神奈川県藤沢市、竹原大代表取締役)の東証グロース市場への新規株式上場(IPO)を承認した。上場予定日は2024年7月2日。主幹事は、SMBC日興証券が務める。
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欧州の中心、ベルギーの起業家育成スクールから現地報告(13)、欧米での医療機器開発に当たり、押さえてお
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-29 7:00)
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2024年1月21日、ベルギー・ブリュッセル――。醸造所のカウンターに腰を下ろし、泡立つビールを一息に飲み干す。きめ細やかな泡が喉をやさしく滑る至福の瞬間だ。興味深いことに、店内の席は空いていて、屋外の席は埋まっている。冬の日照時間が短いベルギーでは、寒い中でも日光を求めて屋外でビールを飲む人々が多いのだ。ベルギービールの歴史は、中世の修道院を起源とし、ハーブやフルーツを使った独自の醸造法が発展してきた。今やベルギー各地で1000種類を優に超える色や香りの異なるビールが造られている。多くは専用グラスで提供され、形状がビールの味わいに影響を与えるという。ベルギービールの全種類制覇はもはや夢物語だ。
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主要バイオ特許の登録情報、2024年5月15日〜5月21日発行分(登録番号・発明の名称・出願人・要約)
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-29 7:00)
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一般社団法人発明推進協会が発行する「特許公報」2024年5月15日〜5月21日発行分より、バイオ関連と判断できる主な特許の登録情報を以下に掲載します。
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Novo Nordisk社、肥満症の次は心血管疾患、脂肪性肝炎、慢性腎臓病など慢性疾患に照準
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-28 7:00)
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デンマークのNovo Nordisk(ノボノルディスク)社は2024年5月21日、グローバルなプレスブリーフィングを開催した。2023年に創業100周年を迎えた同社は、2021年に米国で承認を取得し、2024年2月には日本でも発売したGLP-1受容体作動薬「ウゴービ」(セマグルチド)によって業績を急拡大中だ。ただ、ウゴービはペプチドの注射薬であるため、製造が容易ではなく、需要に対して供給が追いつかない状態が続いている。また、米国では1カ月約1350ドル(約21万円)の価格で販売されていることを、高価格だと批判する声も高まっている。ブリーフィングでは研究・早期開発部門を担当する上級副社長のMarcus Schindler・CSO(最高科学責任者)が研究開発戦略などを紹介した他、事後に単独インタビューも実施したので、Q&A形式で紹介する。
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Think Bioscience社、シードラウンドの追加拡張投資を行い、総計2600万ドルを調達
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-28 7:00)
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合成生物学をベースに、アンドラッガブルな蛋白質を標的とする低分子薬を開発している米Think Bioscience(シンク・バイオサイエンス)社は、2024年5月7日、シードラウンドの追加拡張投資により600万ドルを調達、資金調達総額が2600万ドルになったと発表した。
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パイプライン研究◎胃がん治療薬【市場動向編】、胃がん治療薬、2023年度の世界の売り上げトップは「オプジ
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-28 7:00)
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胃がんを対象とした主な標準治療薬4品目の2023年度の売上高を調べた。第1位は抗PD-1抗体「オプジーボ」(ニボルマブ)で、胃がんに処方された分の売上高は25億1000万ドルと推定される。また、英GlobalData(グローバルデータ)社のデータに独自調査を加えて、世界に先駆けて日本で承認を取得した、アステラス製薬の抗CLDN18.2抗体「ビロイ」(ゾルベツキシマブ)の予想売上高の推移を作成した。
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アルフレッサ子会社、胎盤や羊膜、臍帯などの供給受け国産の他家細胞原料を提供へ
from 日経バイオテクONLINE
(2024-5-28 7:00)
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アルフレッサ ホールディングス子会社のセルリソーシズ(東京・千代田、有田孝太郎代表取締役社長)は2024年5月27日、国立成育医療研究センターと、商用利用可能なヒトの他家体性幹細胞原料の供給に関する契約を2024年4月23日付で締結したと発表した。胎盤や羊膜、臍帯などの供給を受けてマスターセルを構築し、国産の細胞原料の提供を目指す。
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